初めてご依頼いただく、大野城市のバイクメンテナンス店のお客様。

起動と同時に見慣れないウインドウが開いて、何やらカウントダウンが始まり警告を発しているとのこと。
また、いつの間にかデスクトップ上に見覚えの無いアイコンが数個出てきているとのことです。
同時に動きも随分遅くなってしまったという現象も。
パソコンは近頃あまり見かけないGATEWAYのWindows8.1スリムデスクトップです。

それとは別にスリープ状態にして翌日復帰させるとほぼ間違いなくフリーズしてマウスカーソルも動かない状態になるらしい。

早速訪問して、確認するとご他聞にもれず、おなじみの偽セキュリティソフトの連中が大量に起動している。
Windows8.1 Proのプログラムの削除からすべてアンインストール。

以下8個の偽セキュリティソフトが入っていました。
お仕事の関係上、海外のサイトに頻繁にアクセスされるとのことでそこからの感染かと思われます。

Advancud System Protection(微妙にスペルが異なるのはタイプミスではありません)
Reg Clean Pro
My PC Backup
PC Pwer Speed(こちらも同様)
Online Vault
PC Power Speed
24×7 help
Rebate Information

これらのソフトのやっかいなところは純粋な意味でのウイルスではないので、本物のセキュリティソフトは駆除してくれないことです。
ユーザーのボタンクリックやWEBサイトへのアクセス等何らかのアクションで勝手にインストールされてしまうのでユーザーが意図しないまま入ってしまいます。
幸い今回の偽セキュリティソフトはすべてコントロールパネルのプログラムのアンインストールから削除が可能でしたが、性質の悪いものになるとレジストリを弄らないといけないものがありますのでそうなると時間と手間がかかります。
スリープ復帰時のトラブルについては、メモリー、ハードディスク、マザーボード等の本格的な診断が必要なので持ち帰り修理となる旨お伝えしました。
出張料金+マルウエア駆除、7,560円の作業となりました。