弊社の創業当初からご依頼を頂いている春日市でスイーツ店を営んでおられるお客様。XP環境が必要ということでLENOVOのノートパソコンG41を長年愛用されていたが最近調子が悪くなったとのことで同様にXPのG50に乗り換えされるとのこと。
現在G41は起動できないためデータを救出することと新規のG50のハードディスクが40GBしかないため大容量に交換したいとのご依頼。

G41はハードディスクの企画が現行のSATAではなくIDE規格のもの。久し振りにIDE→USB変換アダプタを使用してIDE160GBのハードディスクが認識されるかどうかを確認。問題なくハードディスクの内容が見えます。データ復旧はOKです。

ハードディスクを交換するG50はSATA規格のものが入っているので交換パーツの選択肢は広い。弊社に在庫していた中古の程度の良いものに交換することで了承を頂きました。こちらはお客様はまだ使用されていないのでリカバリ領域のパーティションを新規ディスクにコピーして大容量ディスクからリカバリ、XPの新規インストールを実施しました。

XPはMicrosoft社のサポートが切れています。新たなUpdateは無理として新規インストールした場合にこれまで累積されてきたWindows Updateがインストールできるのか?という疑問がでますが、これはできます。新規インストール直後はSP2しか当たっていなかったのでストックしてあるSP3のファイルをインストールします。
ただ、その後単純にWindows Updateを実施しても更新の確認中が延々と続くだけでUpdateは始まりません。ここで調べた結果、ネットで「SP3とIE8を入れた後にFIX IT 50777を走らせればうまくいく」という情報がありましたが今回のケースではダメでした。Windows7でも経験したことですが「更新プログラムを確認中」の画面から進まない場合は、Windows Update Agentを最新のものにすることで改善する場合があります。今回のXPもこれで問題なくUpdateが入りました。G50のリカバリ、Windows Updateが完了後、再度IDE→USB変換アダプタにG41のハードディスクを接続してデータを移設します。80GBという結構な容量なので小一時間ほどかかりましたが無事にデータの移設が完了しました。