初めてお電話をいただいた春日市の建築関係の法人のお客様です。
「仕事で使っているデスクトップパソコンの電源が入らない」とのことで出張修理をご依頼いただきました。
パソコンはアプライド社オリジナルのBTOパソコン。
OSはWindows XPですが、まだまだ元気に動いていたものが昨日から急に電源ボタンを押しても何も反応しなくなったとのこと。

マイクロソフトのサポートが終了しておりセキュリティ面で不安がある為ネットには接続せず、顧客管理やワード、エクセル等のオフィス文書の作成に使用されているそう。
サポート終了のOSを搭載しているパソコンの使い方として至極正しい使い方ですね。
症状から静電気によるトラブルと電源ユニットの故障の両面に当たりを付けて訪問しました。

まず、AC電源コードを抜き筐体のフタを開けてCMOS用のボタン電池とメモリーを外します。
しばらく放置してCMOSバッテリーの端子をショートしてCMOSクリア。
ボタン電池とメモリーを元に戻して電源投入・・・全く反応なし。静電気がらみのトラブルではありませんでした。

次は持参した検証用の電源ユニットにつなぎ変えて再度電源オン!
「ビンゴ!」マザーボードのパイロットランプが点灯し、XPが起動しました。
持参した電源ユニットは中古品なので新品を買いに走ります。
ついでと言えば申し訳ないのですが、CPUファンとヒートシンクにかなりのホコリが溜まっていましたのでここの清掃も同時に行います。

i-works電源ユニット1

ファン、ヒートシンクの清掃と電源ユニットの交換が完了。

少々懐かしいXPの起動画面が現れました。

i-works PC

基本出張料3,000円、電源交換技術料5,000円、ファン清掃1,000円プラス部品代(約5,000円)の修理代金でした。