今回初めてご依頼いただく福岡市中央区の美容室のお客様。
店舗で顧客管理に使用されているデスクトップパソコンが「急に電源が入らなくなった」とのご依頼。

早速うかがって確認。
電源ボタンONで一瞬電源ランプが点灯しますが、すぐに消えてしまい当然起動もしません。
筐体を開きマザーボードを確認。

pavilion v7160jp

上の画像のようにヒートシンク横の7個並んでいるコンデンサーのトップから液漏れしてサビています。
この他の部分のコンデンサーも上部が膨れておりパンク寸前の物ばかりです。
電源ユニットは定格の電圧が出ており正常でした。

コンデンサーの交換やマザーボードを交換して修復することも可能ですが、このパソコン自体2007年発表のVISTAモデルで今回復旧できてもすぐに他のパーツの寿命が来ることも考えられます。
お客様には、VISTAのサポートが終了していること等も併せて説明し修理よりもパソコンを入れ替えた方が得策であることをご案内。
「元々動きが遅くて買い替えを考えていた」とのことで、弊社から中古機をご購入いただくことに了解いただく。

ハードディスクの状態を確認、ハードディスクに問題は無くデータは新規PCに移設できることが判明。
美容室向けの業務ソフト「ビューティ・エージェント」をご利用の為、ソフトベンダーのホームページからデータ格納スペースを事前に把握しておく。

新規パソコンの準備が整い、納品作業。
新規パソコンをセットして、「ビューティ・エージェント」をインストール。旧パソコンのハードディスクをUSB接続してデータを移設。
残念ながらソフトのライセンスであるシリアルキーが分からなかった為、一部の機能しか確認できず。
ベンダーへ確認していただき後日入力していただくことに。

基本出張料:3000円
中古HPデスクトップ本体(Core i-5(3.1Ghz) Ram:4GB HDD:500GB)+ソフトインストール/設定:18,000円
データ復旧/移設:8000円
合計:29,000円(税抜)で提供させていただきました。